2点吊り法によるラケットのスイングウェイト(慣性モーメント)の測定について(編集中)

導出を追記予定。今は時間がないので雑。
精度無視の簡易的なスイングウェイト計測法を書いておきます。ラケット買い替えなど今持っているラケットのスイングウェイトを知りたくなったときなどに。好きな軸周りの慣性モーメントを測定できるのでスイングウェイト以外にも。
重心を通り面と平行な軸回りの慣性モーメント\(I_G\); \[I_G=\frac{mgd_1d_2}{(2\pi f)^2 h}\] ここで、\(m\)はラケットの質量、\(g\)は重力加速度、\(d_1\)と\(d_2\)はそれぞれグリップ側及びヘッド側の紐とバランスポイント(重心)間の距離、\(f\)は振動数、\(h\)は紐の長さ。 質量は適当に測ってください。カタログの値はガットやグリップの質量が入ってないのでそのまま使うとずれます。重力加速度は9.8\(\mathrm{m/s^2}\)を使っておけば問題ないと思います。他の誤差の方が大きいと思うので。 正確に知りたいなら国土地理院のサービスなどで調べられます。長さはメジャーとか?バランスポイントはラケットの重心のことです。定規の細い面など接触面積が小さいものに乗せたときそこが重心なら安定します。 振動数は、吊るしたラケットを静かに揺らしてその周期をストップウォッチなどで測ればその逆数で求められます。精度を上げるために1周期ではなく例えば10周期分などを計ってから割ると良いんじゃないでしょうか。 適当な紐があれば巻き結びなどで吊るせます。 式のうえでは角振動数のほうがシンプルになるが目視の計測なので測りやすい普通の周波数で書きます。
さて、本題のスイングウェイトですがこれはグリップ周りの慣性モーメントなので\(I_G\)から平行軸の定理を使って求められます。 \[ I_{SW} = I_G + m d_1^2 \] これだけ。ちなみにカタログにあるスイングウェイトの単位は\(\mathrm{kg・cm^2}\)。
2点吊り法の概略図 紐の吊るし方が水平でない場合についても考える予定。